ぎっくり腰の原因、症状と30秒の体操。
恥ずかしながら、ぎっくり腰経験者の
岐阜の指圧師平岩です。
5・6年前の冬の事でした、忘れもしません。仕事に出かけようと意気揚々と家から飛び出し駐車場に行く途中
「ハッーーーーークション」
腰が抜けてその場に座りこんでしまったのです。次の瞬間です。
「ずきーーーーーん」
や、やばい。という気持ちと情けなさが混ざって泣きそうでした。そんな急にくる腰痛、通称ぎっくり腰(魔女の一撃)について書いていきます。
急性腰痛症
「あれ?ぎっくり腰の事書くんじゃないの?」
実はぎっくり腰というのは俗称で正式には急性腰痛症というのです。不自然な姿勢や急な動作をした時などに生じる腰痛です。
重い荷物を持った時にギクッっとなるイメージが強いですが。下に落ちたものを拾おうとした時や、ボクのようにクシャミしてなる人もいらっしゃいます。
- 前かがみになると痛い
- 安静にしてればいいが、動き始めが痛い
- せきやクシャミが腰ひびく
- 痛みから逃げる姿勢になり、姿勢が歪んでしまう
というのが特徴的です。(経験談)
こんな症状がある方は要注意
楽な姿勢が無く、いつも痛い
夜間寝ている時も痛く目が覚める(寝返りは除く)
発熱、冷汗
痛みがどんどん増していく
下肢のしびれや脱力感がある
排尿、排便障害がある
以上のような方はぎっくり腰を引き起こす病気が隠れている場合があるので、早めに受診してください。
解消法
以前は「あまり動かさず、安静に」というのが一般的でしたが、医学的な理解が深まった今は日常生活は出来るだけした方がいいのです。
突然の腰痛でも、1日は安静してその後はなるべく普段通りの生活を続けた方がよいとされています。
事実、ボクがぎっくり腰になった時も痛みが強い時はコルセットを巻いて仕事もしていました。結果一週間もしなうちにいつも通りに戻りました。
腰をかばうようなライフスタイルを長く続けると結果として、猫背気味になり、血行が滞り、疲労物質がたまってしまう。そして、またふとした時に、ギクッって事も。
そのような負のサイクルが続くと腰痛は治っているのに、痛みの恐怖などで「腰痛はまだ治ってない」と思いこんでしまいます。
体操
やりかたは簡単で1回30秒ほどで出来る体操です。
- 膝を伸ばし直立した状態で、両足を肩幅よりすこし広く開く
- 両手を臀部にあて、手の指は真下に向ける
- 息を「ふ〜」っと吐きながら上体を痛気持ちいい所まで反らせ3秒間キープ。膝は曲げずに、手は骨盤を押し込むイメージで
- 元の姿勢に戻し、10回繰り返す
1日1回朝行うことで、よくなっていくはずですが。
もし脚のしびれや異変を感じたら医師に相談してください。
日常動作の気をつけるポイント
- 腰だけ倒して顔を洗ったり、床から物をとったりせず、膝をしっかり使う
- 朝起きる時は、すぐ身体を起こさず、横になり腰を丸めた姿勢をとる
- いすに座る場合は深くしっかりと座るようにして、1時間無いし定期的に立ち上がって軽い屈伸をする
- 急な動作は控える
前項でやった体操を毎朝やるのもいいと思うので是非気をつけてみてください♪
おわり
▼感想はレターポットでもらえると喜びます
平岩 直樹( @hiran0214 )さんのレターポット | LetterPot (α)