【剣道】いつでも本番を意識した、練習をしよう。
今日も今日とて、岐阜県は各務原市からごきげんよう!元少年剣士で指圧師の平岩です。こう見えても弐段の腕前です。ブランクは10年以上あるけど(笑)
めーーーーーん!
母や先に初めていた兄貴の影響で、小学校一年生から剣道をはじめました。当時は学校から帰るとそろばん、書道、剣道と毎日なにかしらやっていてあまり遊んだ記憶がないぐらい。
週末は野球もやっていた。
小学生から中学生になって、部活はハンドボールをやっていたんだけどまーいい加減な部活でほぼ毎日練習はナッシング!今にして思うと何で剣道部に入らなかったのか不思議でしょうがないんですよね。学校終わってから週に2回は道場に通っていたし!ただ遊びたかっただけかもしれないなー。
剣道は真面目にやってたんで、小・中学生に2回全国大会にも行きました。
県大会で1回勝てば全国大会に行けた(笑)
とにかくえらかった…
今ではきっと体罰となるであろう事は日常茶飯事で、逃げようとすると親が止めるくらいでしたからね。あそこで忍耐力はついたんじゃないかな。
そして高校へ行き。中学生での経験を踏まえて無事に剣道部へ入部。高校選びは普通科でない自転車通学の出来る剣道はそこそこ強い高校という、すげー変な選び方をしました。
要するにあまりえらい練習はしたくなかった。という事ですね。何とも逃げ腰なチョイス(笑)
そんなフワフワした感じで、入部したもののそこで待っていたのは今までのひじゃないキツイ練習でした。ちょうど週休二日で土日休みになった年代なので、土日になると三重、福井、静岡、滋賀、岡山、新潟、大阪と遠征の日々。お正月だけ休みという生活。
こんなはずじゃなかったーーーー!
もっとゆるゆるやるつもりだったのにーーー!
何度も逃げ出しそうに…いや何回か逃げ出したな。でも、せっかくやるんなら全国目指したいし結果残したいよね。って事で3年生になってちょっとやる気になる。
この体勢から立ち上がる時におならが出がち。
練習の時によく言われた言葉で
「練習のための練習をするな、本番(試合)のための練習をしろ。」
というのがあったんだけど、当時はちょっとやる気になったぐらいだったので、「うるせー!早くえらい練習終わりたいんじゃ!」って思ってました。
まーそんな態度じゃ強くなるわけもなく、結果も出せずに引退。あんなキツイ思いしたのに結果出ないのかよ!!
そして、引退して練習を見にいくと、今までと変わらない練習が行われていたんですよ。それ見て「これじゃーいかんわ。」と客観的に見てやっとやっとやっと気づきました。
練習は相手も打たせてくれるから。それが出来ても試合に通用しないもん。
今頃気づくなんてー!遅いじゃん!
見た目だけはいっちょ前。
それ以降は、常に本番を意識して何事にも取り組むようになって。指圧の専門学校に行っても実技だけは好成績で、患者さんからの評判もよかった。働き出してからの新人指導にも役立ってる。もちろん剣道を通して礼儀や作法。人との間合いを学んだのは大きかったな。
練習のための練習ほど無駄な事はないですね。
それに高校3年間で気づけてよかったなー。学校は勉強だけを学ぶ所じゃないってこの事だね!違うか(笑)
ではでは!